2012年6月24日日曜日

先生も人間である。

今回は、東京都の図工専科教員(図工を専門に教える先生)たちによる、東京都図画工作研究会のウェブサイト「とずけんどっとこむ」をタネ(ネタ?)にして喋ってみます。

東京都は、図工専科教員がいる数少ない自治体です。実は私の地元も「図工の先生」がいたのですが、他の地域は担任の先生が図工を教えるのだと聞きました(それって相当大変なことやよなぁ…)。
とにかく、「とずけんどっとこむ」は、先生方が集まって研究会をしたりしているその研究会の情報共有・公開サイトということです。
教科ごとに研究会が存在するのは当然なのでこのようなウェブサイトの存在自体は別段変わったことではないのですが、私は、先生方のblogが面白いなぁと思っていつも見ています。
研究会の様子などが見られて新鮮なのもありますし、何より図工の先生が普段何を考えているのかということの一端を垣間見られて面白いと思っています。
素材の面白さに感じ入ってみたり、子どもたちがいたずらをしていった図工室の片隅を記録してblog掲載してみたり。過去に児童・生徒として接していた「図工の先生」というイメージとは違う先生像が浮かび上がってくるようです。当たり前なことで変な言い方ですが、「先生も人間なのだなぁ」と…。

考えてみれば、「農家」「漁師」「会社員」などと同じように、「先生」もまちに存在する諸職業のひとつなのですよね。つまり、まちにいる人々は皆何かの専門家ということになります。自分がめざす「学芸員」も、そのひとつとして、自分はまちの諸専門家のひとりになりたいなぁと思う次第です。
そして、その諸専門家たちは互いに使う言語が結構に違うのが常なので、協働が必要なときはお互いに翻訳をしながら良い仕事を求めていくことが必要なのだろうなと思います。今自分は、来年以降関わりが深くなるであろう「図工の先生」と色々と喋ってみたいと思っているところです。

以上、日曜の徒然でした。

リンク:とずけんどっとこむ

(竹)

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