2012年6月17日日曜日

復興アーカイブ

16日、17日、日本公共政策学会の大会が京都の立命館大学で開催されていました。16日の午前中は、放送大学の御厨貴先生が基調講演をされました。現在復興庁の復興推進委員会の会長代理をされているとのことでした。

基調講演の中でのテーマは、二つで、一つは自治体によっては、復興に向けて成功しそうな事例が出てきているということでそれを後押ししたいということ、それから二つ目が、復興の試行錯誤を現在進行形で記録していく復興アーカイブの整備の必要性で、そのことを「文化による復興」という言葉で表現されていました。復興アーカイブの中身は少し曖昧に聞こえまし、具体的な方法がよくわからないところはありましたが、アーカイブの必要性についてはまったく同感。アーカイブということになると、終わった後に振り返って作るというのが一般的だと思います。現在進行形で作るためにはどうすればいいのか。でもこれはアートプロジェクト系の人たちは上手に思います。

この学会、私は成立当時から入会はしていたものの、参加したのは初めてでした。何やら男性が多い。この世界(学問の世界)は、まだまだ男性優位なのでしょうが、もう少し女性が参加しやすくならないものかしらと思いました。

(M.K)


0 件のコメント:

コメントを投稿