2012年6月4日月曜日

習い事と文化

こんにちは、sweetfishです。

私は5歳の頃から高校まで、箏を習っていました。
始めた当初は「日本の伝統的な文化を学びたい」と思っていた事などまるでなく、
祖母が習っていたのを見て、なぜか「やってみたい」と言いだしたことがきっかけでした。

お稽古に通わなくなってから、8年ほど経ってしまいましたが、
何とはなしに、私の所属していた流派のホームページを初めて覗いてみました。
沢井箏曲院公式HP
http://sawaisoukyokuin.com/

思いのほかしっかりとした作りのサイトでびっくりしたのですが、
邦楽の海外展開だけでなく、ロックやジャズ、オーケストラ等、
他のジャンルとの交流に積極的なのが印象的でした。

中学生の頃、一度だけ創設者の一人、沢井一恵氏の演奏を見た事があるのですが、
まるでロックバンドのギタリストのような演奏スタイルで衝撃を受けたのを思い出しました。

幼少期は漫然と習っていたものが、大人になって色々な事を知って、
改めて習い事を振り返ってみると新たな発見があるし、
「文化」のあり方の一つとして見てみると面白いなと思いました。

働きだしたりすると、昔の習い事を思い出す事はなかなか無いかもしれませんが、
もう一度触れる事が出来るきっかけ作りもあるとよいのではないかと思いました。

(sweetfish)

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