2012年12月15日土曜日

もしも、あなたが市長だったら

もしもあなたが市長だったら。
30年後の自分の住むまちを、どんな風にしたいですか?

今日は、以前に書いた「選挙って面白い!」つながりで、
未来鎌倉市というイベントで考えたことをつらつらかきます。
http://miraijichitai.com/kamakura/
いったん興味を持つと、ソッコー行動に移すタイプです(そして冷めやすい・・・)。
私は発表の観覧者(+有権者)として行ってきました。
大町にも、参考になりそうなこともいくつかありましたし、
なんかアツくなったので、書きます。

NPO法人ドットジェイピーという、若者の投票率をあげる活動を行っている団体が主催する同イベントは、参加者(鎌倉に住んでいなくても構わない)がチームに分かれ、約1ヶ月かけて、30年後のビジョンと政策を考えるというもの。予算案も作ります。

今日私が見てきたのは、予選を勝ち抜いた3チームのプレゼンでした。投票は、観覧者の30歳以下の人が行います。それ以上の人も投票出来ますが、結果には反映されません。なので、世代間の差も分かります。
優勝チームは、鎌倉市長を含めたゲストとパネルディスカッションを行います。

3チームともとても面白かったので、最後の方で概要を紹介します。
ものっすごい情報を削っているので、伝わるかどうか不安ですが。
どこが優勝したのかは・・・
知りたい方は、コメントをお願いします。笑

3チームに共通していたのは、
「世代間の交流」が組み込まれていること。
若者と高齢者が交流しやすくなるような政策が、すべてのチームに含まれていました。
大町でも、「若者の声が見えてこない」という話がありますが、
だからといって若者だけにターゲットを絞っていいというわけではないかもしれない。
若者vs高齢者ではない。
高齢者だって大勢いる。暮らしを楽しみたいはず。
そのことを忘れてはいけないなと思いました。

もう1点感じたことは、
このあと、各自でどうするかを考えることがとても大事だということ。
このイベントに参加した方々は、準備すること自体がとても貴重な体験だったと思います。
でも、それで終わるのではなく、このあと一市民としてどう関わっていくか。
パネルディスカッションでも出ていましたが、
市が何をやってくれるのかではなく、自分が市のために何ができるのかを考える。
それを真剣に考えられるのは、
市長が実際に参加しているということが大きいのではないかと思います。

やはり、参加者としては、「これだけ考え抜いたんだから、本当に実現してほしい」
と市に期待します。
当然、市長は「頑張ります」といいます。
ここで、観覧者という「見張り」も付きましたので、
市としても実現しなければというプレッシャーもあります。
さらに、参加者は、「実現のために、今後も自分たちもできることをやっていきたい。」という思いを持ちます。
(上記のやりとりは、今日実際にあったことです)

この関係、いいな!!と思いました。
市民が市に依存したり、批判したりするのではなく、
市と市民がビジョンを共有して、オープンな協力体制を築く。

大町でも、これからの私の人生のなかでも、
そういう関係づくりのお手伝いができたらいいなあと思います。

帰省したら、ちょっと種をまいてこようかな。

=====各チームプレゼン概要=======
1.The Diversity Kamakura~外国人受け入れによる、鎌倉文化の継承と発展~
・地域連携による外国人観光客の呼び込み
・住民と外国人の顔の見えるまちづくり
・鎌倉文化継承施設の整備と維持
外国人という外の視点を組み入れ、鎌倉文化の継承と文化交流を。

2.人を、場所を、時間を、きものが紡ぐまち 鎌倉
・きもの三箇条
・きもの得区
・きものステーション
民間主導で工夫をこらし、鎌倉だからこそできる政策を。

3.円がなくても縁でつながる、鎌倉
・ちょっと助けてセーフティネット
・子育てへの地域サポート制度の確立
・「イケてる鎌倉老人」のブランディング
世代間で互いに支え合い、交流するまちに!


(sweetfish)

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