2012年7月13日金曜日

文化遺産カード

せっかくなら読者のみなさんに「peaくんの投稿が待ち遠しい」と思ってもらえるようにがんばりたいpeaceful_hillです。ええ、我欲の塊ですともー。
そんなpeaくん、最近「文化遺産カード(herica)」という存在を知りました。
指定された文化遺産を訪問し、現地で撮影した写真を事務局に持っていけば、訪問を証明する文化遺産カードが無料でもらえる、というものです。
愛知県犬山市にある特定非営利活動法人「古代邇波の里・文化遺産ネットワーク」が、2010(平成22)年5月からカード配布を開始しています。コレクション数は東海地方を中心に少しずつ増え、2012年7月現在で33種類のカードが作成されるに至っています。

▽文化遺産カード herica(NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク)
文化遺産カード事業とは、「文化遺産を保護し、さらにその活用を図りたい文化遺産関係者」と、「気軽に歴史散策を楽しみたい方々」を、カードコレクションを軸にした楽しい取り組みによって支援するものです(「コンセプト」一部抜粋)。
簡単にまとめれば、近年の急激な社会変化により文化遺産がそこに存在する理由や価値が奪われつつあるという問題意識のもと、文化遺産と地域をカードコレクションで結び、地域が長い時間をかけて培ってきた文化の重要性を再発見する機会や交流の場所を提供することを目指しているようです。
最初にこの事業を知ったとき、昭和生まれの私は昔懐かしの観光みやげ「ペナント」「通行手形」「提灯」を連想しました。近年の位置情報ゲームを活用した観光の動きもそうですが、訪問場所をコレクションしたいという観光客の欲求は、形態こそ違えど不変なのかもしれません。さらに文化遺産カード事業の場合には、文化の重要性の再発見などのより高次の目的が設定されており、今後の事業展開が注目されます。

いやー、愛知県発の面白そうな取り組み、県民として誇らしい気持ちになりますな……って、なごやんはこのように「愛知県民」と「名古屋市民」を都合よく使い分けるのであります。笑

(peaceful_hill)

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