2012年7月14日土曜日

夏がやってきていますね

喫茶店に座るおじいちゃんはなぜ動かずにただじっと遠くを見つめているのだろう。こんばんは、夏の(竹)です。

今回はちょっと珍しい「幽霊画コレクション」を紹介します。
谷中なる臨済宗全生庵、ここに三遊亭円朝の幽霊画コレクションがおさめられています。全生庵は円朝のお墓があり彼のゆかりの寺であり、毎年8月に「円朝まつり」が開催されます。その時期に合わせて、同コレクションを公開しているのがこの展示です。

私は去年初めて訪れました。お寺なので靴を脱いで会場に入ると、大きくはない展示室にぎっしり並んだ幽霊画たちを見ることができました。
色々感想はあったのですが、ひとつだけ。「怖い」と「美しい」は一体のものでした。必ずしも美人画的な幽霊でなくてもある種の美しさを感じてしまう不思議。暑いはずなのに同時にひんやりした感覚を味わえる不思議。そのような、夏を感じるような展示だったことを覚えています。
図録もお買い上げでした。今年も行ってみようと思います。

リンク:全生庵 コレクションについて

(竹)

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