2013年4月30日火曜日

原資料の閲覧と複写撮影の話

日帰り強行軍で、大阪に資料閲覧&複写に行って来ました。
今回の目的は、大阪市立大学の大学史資料室です。
初代学長で法学者の恒藤恭の講演レジュメ、スクラップブック、著作論文の閲覧と
撮影による複写をしてきました。

市立大学術情報センター










事前に申し込んで用意して頂いた資料の山。
いわゆる文書系の資料はこんなふうに
一部ずつ封筒に入れて整理されていることが多いです。










こんなスタンドに持参したカメラを取り付けて
透明ガラス棒(アクリルの事もある)で押さえて撮影。













紙の古い原資料なので扱い注意です。
手を洗うのはもちろんですが、
特に指示がない場合でも、指輪、腕時計、ネックレスなど
うつむいた時資料に触れうるアクセサリも外します。

一つ一つの資料の長さにもよるので一概には言えませんが、
ざっと目を通しつつ複写して、今回は5時間で約40件の資料を撮影しました。
写真の枚数にして約320枚。

研究材料の撮影にいくときは、メモリと、あとバッテリに余力を持たせるのは大事です。
カメラのバッテリーは今回は2つで間に合いました。
数日に渡って複写するときは充電の時間も考えて3つあると安心です。

カメラは
数年前に写真の研究をしている先輩が
平面資料撮影がいちばんきれいにできると教えてくれた
RICOHのデジカメを使っています。
それとは別にプライベートでは、2歳の子どもに落とされてもいいように、
耐ショック防水を掲げたPENTAXのWGシリーズを買いましたが、
実際の現場で活動に参加しながら記録するのにはこちらもいいかなと思ったりしています。

戦後直後の手書きのレジュメとか手にとるとテンションがあがります。
学者本人によるスクラップブックは読むだけでも勉強になります。
おかげで新しい研究のネタも思いつきましたが…
その前にまずは今の博士論文を書いてから…

(mihousagi_n)

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