2013年1月15日火曜日

おいしかった話

3連休は法事のため、年末年始に続き、再度帰省していました。
そのときに連れて行ってもらった七尾のイタリアンのお店の紹介と、徒然考えたことを書きます。
Passione Ritrovo Kiricoという店で、インターネットで検索してみると、

能登の食材を生かしサルバトーレクオモで活躍したジーノ・クオモがフードプロデュースし、器は東龍知右門がプロデュースし製作したKyuWaと九谷焼、輪島焼で展開しています。イタリアの調理技術を生かし、Foods Factoryとして能登の若いフードクリエイターで運営しております。

という紹介文が書かれていました。
能登の食材を使ったメニューがたくさんあり(おいしかったッス)、また、陶の質感たっぷりな器で料理が出てくるのが特に良かったです。
器にはkiricoと書かれているものが多く、この店のためにつくったということが分かります。
町家のような細長い建物だったので、改装して使っているのでしょう。調理場がオープンな感じで見えて、変わったつくりでした。
去年くらいにできた店だけど、口コミですばやく広まっているということを聞きました。

お値段はちょっとハリますが、
地元の人がお気に入りの店として覚えていて、「たまにはあそこ行ってみるか」みたいな感じで使うという位置の店に自然になれば良さそうやなーと思って見て(食べて)ました。
こんなセンスの良い店が七尾にもあったのか、外部の人が能登の良さを見出して店までプロデュースしてくれたのか、ということが分かると地元を見直しますね。
まぁ、店が存在して使われるだけでそれが達成されたとはいえないのが難しいところだけど、こうして「センスのある」人やモノがこれから集まっていくとしたら、そこは持続性のあるまちになるのだろうな、と思い、つつ見て(食べて)ました。

あ、なんだか最近地元の話題ばかりですな。怒らないでね。

(竹)

2 件のコメント:

  1. パッケージツアーなどを見ていると、食べ物は強い注目・集客力を持っているようなので、コンテンツとしてレストランが内外の関心を喚起する一つのきっかけになる可能性は大いにありそうですね。(M.O)

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    1. もはや、「食」がある土地に行く目的そのものになっているケースもありますよね。「外」的なものとしては、名物の○○を食べに行くとか、駅弁を食べ集める(?)とか。「内」的なものとしては、住んでいる地域のグルメを「グルメブログ」に表現するとか。
      ↑はちょっと極端な例ですが、私は「内」的なところで、自分の地域で「外食」をどのように使っているのか、っていうのには興味がわきました。そんな論文とか、ないかなぁ。
      (竹)

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