2014年7月10日木曜日

こども展~名画にみるこどもと画家の絆~ を見学してきました


6月末に終わってしまいましたが
六本木ヒルズで開催されていた「こども展」に行ってきました。

今回のテーマはそのものズバリに「こどもたち」
インパクトのあるアンリ・ルソー 《人形を抱く子ども》の絵も気になり
見学にいってきました。

参考HP

前説に

「西欧諸国で子どもの肖像が描かれるようになったのは意外と遅く、16世紀(ルネサンス)あたりからでした。子どもは芸術作品の主題にふさわしくないと考えられていました。かつて、ヨーロッパでは、子どもは「小さな大人」「未完成な大人」として考えられおり、現代に生きる私たちにとっては、少し意外なことですが、大人と区別された「愛すべき子ども」という現在のような概念が出来たのは、18世紀に入ってからであると考えられています。」
 
とあるように
中世の絵画などを見ると顔も体の大人のようなのに小さく描かれていて
世の中に「こども」という概念が存在していなかったことがわかります。
今回の展示はその「こども」にスポットを当てています。

最初から時間軸を追ってぐんぐんとみているうちに
不思議な違和感が・・・・
思えばこんなにこどもばかりの絵を見ることってないな、と気が付きました。
かわいいはずの「こども」が
こうやって一堂に会するとどこか不気味にも思える。
「こども」という限られた時間と存在は、「限られている」からこそ
愛すべきものになるのかもしれない、と感じました。
(うまく言葉にできず、すみません・・・)

と、難しいことも考えつつ
やはりお約束の印象派は相変わらず好きで、
モリゾの作品もたくさん見ました。
ベルト・モリゾは2010年に「マネとモダン・パリ」展以来の気に入っている画家です。
マネの絵のモデルも務めていて、『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』の絵は有名。
マネのことをどう考えていたのかはさておき、
マネの弟を結婚して、幸せに暮らしたというエピソードも手伝って
いろいろと考えてしまいます。
今回は一人娘への愛にあふれていた素敵な絵ばかりで楽しめました。
 
ミュージアムグッズも充実していました。
今回は紅茶のルピシアとのコラボレーション!
なんといつもの缶のミニチュアサイズのマグネット付!
こういった限定商品に弱いのでしっかり購入。
あとはモリゾ作品を使ったミニミラーもすてきだったので買ってしまいました。
  
帰りには
最近のポップコーンブームにちょっと乗ってみようと
Hill Valley」のキャラメルとチェダチーズのミックス味を購入。
ポップコーンなのに割高の値段だし、あなどっていたのですが
食べていくとはまってしまうおいしさ。(なんだか負けた気がしましたが)

美術展を見て、しっかりお買いものをして、おいしいものを食べて
贅沢な一日を過ごすことができました。
やっぱりゆっくりとした時間は大切だなと実感しながら
今、天気予報を見ると
とても大きな台風が迫っているようで、早く過ぎてくれたらいいなと思いつつ
のブログ投稿でした。
 
(Nobu)

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