2013年6月27日木曜日

原始感覚美術祭お手伝いゼミ有志活動:第1回大町訪問

書きたい事は山程あれど、すっかり投稿が滞ってしまいました、M.Oです。
先週末、原始感覚美術祭をお手伝いしているゼミ生有志で長野県大町市に行ってきました。今回はその御報告です。

昨年度より小林ゼミでは大町プロジェクトに取り組んでいますが、その過程で2010年より毎年夏に開催されている原始感覚美術祭を知り、今年度はそちらのお手伝いも有志でさせて頂く事になり、今回の訪問に至ります。
美術祭ウェブサイトはこちら:http://primitive-sense-art.nishimarukan.com/

19時過ぎに大町市に降り立った頃には、あたりは夕暮れ時。
実行委員会メンバーのNさんの車で拾って頂き、原始感覚美術祭実行委員会にお邪魔するために西丸震哉記念館へ。持ち寄りで地のものを美味しく頂きました。手作りおやきも!
当日は美術祭実行委員の方だけでなく、滞在作家さん、そしてぐるったネットワーク大町さんとカシマツリさんにもご出席頂き、広く懇談する機会となり、私たちが日頃口にしている「地域と繋がる」とはどういう事なのか・それによって何がもたらされるのか、改めて考えさせられました。
(その後、ぐるったさん・ラボラトリさん・カシマツリさんなどとの連携イベントのお話が着々と進んでいるそうです)
その夜は結局午前3時半位までお話をした後、西丸記念館の裏手にある滞在作家さんたちが泊まる施設に泊めさせて頂き、アトリエを出て各地で制作をする作家さんがどの様な環境で生活しているのかを垣間みたりしました。
二日目も晴天に恵まれ、実行委員のMさんのガイドのもとアートレンタサイクル(会期中レンタル可能)に乗り木崎湖の周りを中心に各スポットを巡る事から始まりました。



アート作品が鎮座する古民家、湖畔に佇む作品、舞踊の舞台となる神社、キャンプ場、農的共同のあるライフスタイルー
美しい自然に抱かれ、風を感じながら自転車を漕ぐのはそれだけで素晴らしい体験であり、その中に点在する作品を巡ることで見え得る何かこそ魅力と感じました。
一方で、美術祭期間中は夏の盛りであり、その中を歩くのは結構な忍耐力がいるかもしれません(駐車場の問題などがあり車でまわるには不向き)。自転車であればやや軽減されますが、自転車置き場やレンタサイクル数などインフラ面で改善の余地があると思われます。
午後は大町市街に移動し、かつての倉をリノベーションしてものづくりムーブメントの形成を目指す拠点としてのアートセンター麻倉さん、地域資源を活かし商店街ひいては町の活性化を目指すわちがいさんのお話を伺いました。美術祭だけでなく大町プロジェクトにおいても、市街で活動されている方々の声は重要であると思われます。
そして、迫るバスの時間に急かされながらも、最後に虹の家と蔵に伺い、エコビレッジのお話をおいしいお茶菓子を頂きながら伺いました。

取り急ぎざっと行程を追ってきましたが、様々なお話があり様々な思いを感じながら過ごした1泊2日でした。
今回お世話になりました皆様へ、改めて御礼申し上げます。

詳しくはまたゼミで御報告したいと思います。
(M.O)

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