2014年6月5日木曜日

初の試み!サザンセト・ロングライドinやまぐち



私の出身地は山口県柳井市ですが、瀬戸内海を挟んだお隣に周防大島町というまちがあります。
人口は18000人ほどで静穏な港町です。週末にたまにドライブに出掛けたものです。
しかし65歳以上の高齢者が半数近くを占めていることからも、若者がいつかない町でもあります。

そんな周防大島町で今年11月に「第1回サザンセト・ロングライドinやまぐち」が開催されます。
地元民としてはなんら目新しい言葉ではありませんが、サザンセトとは勿論「南+瀬戸」の造語です。
参加定員は1800名、参加費9000円、コースは150kmのロングライドコース。
競技レースではなく、「瀬戸内の知られざる名ルートを走る」という趣旨のようです。


美しい景観を誇る大町にも「アルプスあづみのセンチュリーライド」がありますよね。
先月開催されたセンチュリーライドでは定員の1600名がサイクリングを楽しみました。
センチュリーライドは2009年より始まり、初年の参加者は136名でしたが定員の増枠もあって参加者は毎年うなぎのぼりでした。
今年の参加費は高校生以上は900019000円。高くない?というのが素人の率直な感想です()
こうしたイベント開催時ではない平常時に自分で走れば無料なんですよね。
それだけの付加価値があるのか、私が調べた限りでは分かりませんでした。
いずれにしても、素人からすればサイクリングにこれだけ支出するのは高額に感じられ、
素人も巻き込むというよりはサイクリング好きのためのイベントのように思われました。
コースは40km160km5種類が用意されていて、昨年は半数以上が160kmコースに参加しています。
また昨年、長野県からの参加者(396名)に匹敵する東京都からの参加者(376名)があったことは注目すべきことだと思います。
大町の自然の清々しさとサイクリングコースとしての相応しさを知る人が、それだけ東京にいるということでしょうか。
逆に言えば、長野県内からの参加者が相対的に多くないことは残念なことのようにも思います。


さて、周防大島町の話に戻ります。
2つのサイクリングイベントの公式サイトを見てみた印象ですが、
大会概要のページに関して周防大島のものはセンチュリーライドより面白くなさそうでした。
重要なことではありますけれども交通規制の話や時間制限の話が細かすぎて、
自然に包まれながら自転車で島をめぐる、という乙な楽しみ方を一切感じなかったのです。

私は最初この周防大島のサイクリングイベントを知ったとき、今年119日帰省しようかな!と思っちゃったりしました。
というのは周防大島は海も山も本当に綺麗な島ですし、11月という麗らかな季節にそこでサイクリングを楽しめることは贅沢だと思ったからです。
しかし、費用が意外と嵩むことに加え、サイトに細かい規則ばかり書いてあるのを見て、ダブルパンチで気持ちが沈んでしまいました。
もっと敷居の低く参加しやすいサイクリングイベントであればわざわざ帰省したのに、と残念に思います。
そして、引いた場所から「あーあ、参加者が一人減っちゃったよ」と勿体なく思っている自分もいます。

とはいえ、私は地元が大好きです。
離れた東京にいても、地元の人たちが楽しく暮らせることを願っています。
このサイクリングイベントも、初年なのでまだ実績はないわけですが、
そのための一助とまではならないにしても、なにかを引き起こす可能性はあると思います。

高齢者の人口比が高い現状が悪いと断定できる根拠を私は持ち合わせていません。
しかし、このサイクリングイベントによって若者が周防大島の良さを知り、
離れようとした人が留まったり、離れた人が戻ったり、新しく移住する人が出てきたり、するかもしれません。
そうして新しい風が吹き込めば、周防大島はもっといきいきするのではないかと思うのです。 

おそらく、というか間違いなく、今年は1600名も応募があるはずがありません()
アルプスあづみのセンチュリーライドの場合は、長野県で開催されるわけですから、東京都から少し足を延ばしたサイクリングファンの参加も見込めたのです。
山口県は本州の端っこです。ふらっと行ける立地では決してありません。
ですが、開催を重ねるごとに徐々に参加者も増え、良い島だなと思ってくれる人が広がっていけばいいと思います。
私の感覚では、周防大島の人は自分の土地に十分愛着を持ち誇りを持っているように思われます。
ですから、地域への誇りを持てているかという点では、特に心配していません。
しかし外から来る人と触れ合い自分の島への感想を聞くことや、自身も改めて自分の島を自転車で巡ってみることで、
新しい良さに気付けるきっかけとなるかもしれません。

risaia 

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