2014年2月24日月曜日

須坂探検
















学部3年のJです。
これまでの投稿にあったように、小林ゼミは2月8日に長野県須坂市の蔵の町並みキャンパス事業の発表会に参加しました。
発表会に先立って、私は前日に須坂に入り、現地を探検して回りました。
少しばかり、そこでの発見をご紹介します。

1. お洒落な須坂
以前須坂を訪れたのは夏合宿の時でした。その時は文化施設を中心に巡りましたが、ゼミ生から出た感想は「あまりぱっとしない」というもの。お洒落からは遠いイメージでしたが、しかし須坂にもお洒落な場所がありました。

ゲストハウス蔵
今回宿泊したのがここ。古民家を改装したゲストハウスで、とても落ち着きます。これぞ蔵の町並みといった感じ。若い女性オーナーさんからは、須坂のお洒落な店を色々と教えてもらったり、夜遅くまで須坂のまちづくりについて話してもらったりと、大変お世話になりました。彼女は元日本語教師だそうで、語学堪能。外国人宿泊客が多く訪れるそうです。

EIGHTDAYS
クラシック美術館の隣にあるセレクトショップ。通りに沿ってガラス張りになっているお店には、洋服や雑貨が美しく並べられていました。長野県全域からコアなファンが訪れるらしい。

ヤンネ
少し路地に入ると見つかる、可愛らしい雑貨屋さん。須坂発のオリジナル雑貨を販売しています。私が伺った時には、お店の方がソファに座りながら雑貨の制作中でした。素敵なデザインのものが多くて、私も何点か購入しました。


2. おいしい須坂
夏に須坂で食べた料理は、THE伝統、THE田舎料理、みたいなものが多かったのですが、今風においしいものもたくさんあるようです。

あがれ屋















お蕎麦屋さん。囲炉裏が切ってある店内で、店主が畑で育てた十割そばを食べられます。
つゆではなく水につける水蕎麦は、蕎麦の香りや味が豊かに伝わってきました。

il vico
隠れ家的イタリアン。家屋にまぎれて見つからず、たまたま通りかかった人に場所を教えてもらいました(ありがとうございました)。前菜・パスタ・ドリンクで1000円のランチは本格的です。


3. 車社会の須坂
お洒落な店やおいしい店もある須坂ですが、しかし歩き回って一番印象に残ったのが、この地が車社会だということでした。















ゲストハウス蔵をはじめとする、日本家屋が立ち並んでいる通りは国道沿い。歩道は狭く、車の往来は多くて、とても落ち着いて建物を見たり散策したりする雰囲気ではありません。観光の中心地であるはずの蔵の町並みも、目の前は車道。私が歩いている時には、教習車が通り過ぎて行きました。観光客が自由に歩き回ることはできないだろうなというのが、正直な印象です。
















そして、車社会だからこそ、鉄道の駅周辺は衰退しています。事前調査でそのことは把握していましたが、いざ行ってみると「本当になにもないな」という思いが沸き起こりました。


4. 雪の須坂
















ゲストハウスで一泊した翌朝、発表会当日は大変な雪でした。雪が降る地域で暮らしたことがないので、はじめて雪かきをしました。これは楽しかったですが、しかし、雪の中を会場まで歩いていくのは一苦労。キャリーケースを転がすこともできず、もってきた意味がありませんでした。


















今回須坂を自分の足で歩いたことで、調べ物をしたり、車で施設を巡ったりするだけでは得られない、土地勘が少しついたように思います。このナマの体験を、次年度も須坂に関わっていくなかで活かせればと思います。

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