2014年4月21日月曜日

『源氏物語』 歌舞伎×オペラ×能楽

本日終演の演目について書くのも気が引けますが…
面白い試みだと思ったので市川海老蔵の特別講演『源氏物語』について書きます。

京都四條南座にて4月5日(土)~21日(月)の期間『源氏物語』が上演されました。
(厳密には本日の昼の部が最後の公演になるようです。)
私自身は、日テレ情報番組news every.を見てつい先日知りました。
「歌舞伎」「オペラ」「能楽」をコラボレーションしたものだそうで、
歌舞伎界からは市川海老蔵が光源氏を務め、
能楽界からは片山九郎右衛門、梅若紀彰らが出演、
オペラ界からはメトロポリタン歌劇場で活躍するカウンターテナーの
アンソニー・ロス・コスタンツォが出演しています。

ニュースでは、コスタンツォが市川海老蔵に寄り添うようにして光源氏の心情を歌いあげるシーンが取り上げられていて、非常に印象的でした。意外にも違和感はさほどなく、うまく融合していると感じました。そもそも人間の心情を表現する際に、手段の選択は大差がないのかもしれません。
もっと早くその存在を知っていれば、そして、東京公演があれば、是非観に行きたかったです。

それにしても、コラボ物のような革新的な試みにはどうも惹きつけられてしまうようです。
南原清隆(ウッチャンナンチャン)や九世野村万蔵らの現代狂言「狂言とコントが結婚したら?」や、滝沢秀明主演の「滝沢歌舞伎」も、何となく気持ちをひかれるものがあります。

最後に、初めての投稿で要領を得ませんが、お気づきの点があればご指摘くださいますようお願い申し上げます。

(shieri)

参考URL
松竹株式会社http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2014/4/post_145.php#tab01

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