2012年6月12日火曜日

ひっくりかえる展— Turning around—


現在開催中の展覧会の情報です。

729日(日)まで(好評により延長されました。)

ワタリウム美術館で ひっくりかえる展—Turning around— が開催されています。

今回の展示は、社会的メッセージの強い作品を送り出すアーティスト集団であるChimPomがキュレーターをつとめており、アートを手段として「世界の見方をひっくりかえす」ことがテーマになっています。

以下のようなアーティストが国内外から集まり展示を行っています。
(プロフィールはパンフレットより一部抜粋。)

  ChimPom、チン↑ポム (日本)
2005年、エリイ、卯城竜太、林靖高、水野俊紀、岡田将孝、稲岡求で結成したアーティスト集団。「目の前の現実」がはらんだ問題や暗部に全力で向き合う。渋谷駅構内にある岡本太郎の壁画『明日の神話』に原発事故を描いた絵を設置するパフォーマンスで注目を浴びる。

  JR、ジェイアール (フランス)
フランス出身、1983年生まれ。壁に絵を描くのではなく、巨大な写真を貼るというグラフィティ表現を用いる。弾圧や貧困、差別のもとで暮らす人々を撮影し、現地の人たちと壁に貼るプロジェクトを世界各地で展開中。現在はパリとニューヨークを拠点に活動。

  VOINA、ヴォイナ (ロシア)
2005 年、オレグ・ヴォロトニコフとナタリア・ソコルによりモスクワで結成したアート集団「ヴォイナ」。06 年にアレクセイ・プルツセル=サルノ、09 年にレオニド・ニコラエフが加入。同年にカスパル・ソコルが誕生し、この5人を中心メンバーとして活動。「ヴォイナ」とはロシア語で「戦争」を意味する。
ロシア政権や警察、資本家を敵視し、神父の服に警察の帽子という扮装での万引き、博物館で公開セックスなど、挑発的なアクションを次々と決行。昨年春ロシア当局に逮捕されるなど世間を騒がせている。

   ADBUSTERS、雑誌アドバスターズ (カナダ)
カナダのバンクーバーに本拠を置くアドバスターズ・メディア財団が発行する隔月刊誌。誌面を飾る過激なグラフィックや、グラフィティの枠を超えて活動するバンクシーらの作品は、政治的プロパガンダとマスコミの欺瞞に対するパロディーや揶揄である。
広告をいっさい掲載せず、世界で約12万部といわれる購読料のみで運営していることが、自由で毅然とした「現在」批評誌を可能にした。


私は先週、このひっくりかえる展に行ってみましたが、ポリティカルアートに関していろいろ思うことがありました。
(苦手だったのがさらに苦手になりました笑)
次回のブログでくわしい感想を書きたいと思います。

(杉)

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