皆さん、MPです。
せっかく長野県についていろいろな調査をしていますのでブラジル長野県人会(サンパウロ市)と長野県の交流について話したいと思います。長野県のホームパージにも少し情報があります。アルゼンチンとメキシコにも県人会があります。
毎年数ヶ月また一年の間に一人か二人(年によって人数が変わる)日系ブラジル人が長野県費留学生として来日しています。
この人たちは研修・留学という二つの選択から一つを選び長野県にいろいろ学び、その後ブラジルに戻ります。希望者は日本語の試験と面接を受けます。経歴と戸籍も考慮されます。自分の家族はその県と関係あることを確認する必要があるからです。
お祖父さんなど、自分の祖先に当たる人達やブラジルまで移民した家族の故郷を訪問することが出来、非常に重要な経験だと思います。もちろん日本で学んだ知識は大事だし、この間長野県ホームページから2010年ブラジルから長野県に勉強しに来た日系ブラジル人は「日本の美術史と美術館の経営」を勉強しに来ました。ブラジルでは両方のテーマは簡単に勉強することが出来ないので、この知識は非常に大切です。なぜならブラジルにおいて、大学レベルのコースはまだ珍しいからです。日本にいる間も自分の研究だけでなく研修生・留学生たちは県にある学校に行ってブラジル文化・歴史を日本の学生に紹介します。
それからもう一つ重要なポイントは、この若い日系ブラジル人たちは日本に来てから自分が参加している県人会に熱心に参加することになる場合が多いことだと思います。実は各県人会には若い人材が足りなくて活動をやりたい時に年配の方だけだと大変ですし、このまま続くと各県人会は消えてしまうでしょう。
県人会には皆ボランティアとして参加しているのですが、最初に「日本で勉強したいが県人会を手伝うことにあまり興味がない」という人でも日本でいろんなことを経験して、ブラジルに帰った後は、もちろん全員ではないですが、県人会におけるさまざまな活動に関わるようになります。来日前から日本語を勉強した人もいれば、日本に来てから日本語を勉強人もいます。日本語が話せれば、県人会にいる人々とコミュニケーションをとりやすくなると思います。私はこの県費留学生制度はブラジル長野県人会に限らず各県人会の活性化にとって非常に重要な取り組みだと思います。http://www.pref.nagano.lg.jp/kanko/kokusai/ijyu/kenjin.htm
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