2012年6月28日木曜日

高崎市新文化ホール建設の顛末

高崎市の新文化ホール建設の経過をまとめると、次のとおり。

1990年4月   高崎市第3次総合計画
2008年1月   シンポジウム「文化ホールとは何か」
2008年4月   高崎市第5次総合計画「芸術・コンサートホール整備検討事業」

本市独自の文化を継承・発展させるとともに、市民が集い楽しみ、新しい都市文化の創造に参加できる施設として、多様な芸術・文化活動に対応できる機能を備えた芸術・コンサートホールの整備を推進します。


2008年12月 『第15回市民の声 アンケート調査結果報告』

どのような芸術文化ホールが高崎市にとって望ましいと思いますか
● 「多目的ホール」79.4%、「音楽専用ホール」4.8%


2009年2月~3月「芸術・文化ホールを考える公開講座」
2009年6月~7月「芸術・文化ホールを考える公開講座」
2010年「芸術・コンサートホール建設検討プロジェクト報告書」(抜粋)

芸術・コンサートホールの基本的な方向
①市民の主体的な芸術・文化活動の支援、また質の高い芸術文化を提供する場とするとともに、高崎独自の文化を継承し発展させ、さらには新しい文化を創造・発信する場として整備 
②「音楽のある街たかさき」のコンセプトに十分配慮し、総合芸術文化の創造を目指す 
③群馬音楽センターの改築では拠点施設の空白期間が生じ、市民の文化活動等への影響が大きいため、新たな場所での整備を行う 
④群馬音楽センターの在り方の議論とは切り離して検討する
ホールの機能と規模
多目的ホールとして整備 群馬交響楽団を生み育てた高崎市の歴史等を考慮し、優れたクラシック音楽等の演奏にも対応できるホールとなるよう配慮する 1,800~2,000席の規模
建設場所(公有地の活用を検討。候補地は面積順に次の5か所)
競馬場跡地(岩押町)高崎操車場跡地(下之城町)城東土地区画整理事業内保留地(上大類町)もてなし広場(高松町)栄町駐車場(栄町)
想定される建設費用と建設時期
100~150億円程度(財源は合併特例債などを活用)平成27年度中の完成を目指す(合併特例債の利用期限のため)




2011年7月25~28日 音楽センター開館50周年シンポジウム(群馬音楽センターを愛する会主催)
富岡賢治市長「音楽センターを壊す気は全くありません」「市民の心の文化財」
http://www.city.takasaki.gunma.jp/kou-t/23-8-15/documents/23815-6.pdf
2011年10月30日 都市集客施設シンポジウム「高崎に新しい音楽ホールを~新たな響きの空間を求めて」

(ま)

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