大町にはかつて数多くの酒蔵があったそうです。北アルプスの豊かな清流と現地でとれた良質の酒米を原料に古くから美味しい地酒が作られてきました。今でも3つの蔵元「金蘭黒部」「白馬錦」「北安大國」が、それぞれ特徴ある酒造りをしているようです。
また、長野県酒造協同組合の構成員である長野県内約100社の蔵元から共同出資で作られた「アルプス搗精工場」が大町市にあります。当工場では酒造用自動精米機30台が導入されていて、多様な精米に対応することや高品質な精米を行うことが可能となっています。自動制御の精米機の他にも、精米が終わってから米を袋入れパレットに積むまでの全過程の自動化が進まれているそうです。
さらに、昭和55年に酒の博物館も大町温泉郷に作られました。館内では酒造りの歴史や文化の紹介をはじめ、昔の酒造りに使われた木製の道具や全国各地の清酒1500本などが展示されています。地酒を楽しめる試飲コーナーも設置されているそうです。入館料は大人400円、25名以上の団体は350円となっています。
B・S
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