論文を書く、文化資源学の論文を書く、ということについてずっと考えています。中村先生の「文書とその社会的役割」を受講しているのですが、プロポーザルは論文でやることなのか? 当事者だから当然のように感じているものをいかに冷静に論文上で取り扱っていくのか?それは文化資源学でしかできない研究か?修論のスケールとは?等々、さまざまな角度から研究テーマが洗い出されていきます。当然、自分のあやふやなところと対峙することになるわけで、M1同士で話し合うこともしばしばです。
今回のインターゼミでも内容もさることながら、たくさんの論文のかたちに出会って、上記ポイントがクリアされた論文の組み立てはやはり説得力があってかたちとして「かっこいいなあ」と思いました。土台づくりをしっかりさせてから、いよいよ書くというさらなる難事業が待っているわけですが、数々の質問に強靭に回答していた発表者を見て、研究中どんな方向転換を迫られても組み立て方がしっかりしているこの人はやっていけるのだろうなと、思いました。そこに至るまでの研鑽を思うと気が遠くなるのですが…。
今回のインターゼミ参加は、授業などの課題でアワアワしている日々の中で貴重な時間でした。参加の機会を与えてくださった小林先生、ありがとうございました。発表、質問においてたくさんの示唆を与えたくださった先輩たちも、ありがとうございました。 (Mube)
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