2012年7月8日日曜日

大町市合併の流れ<2003年4月〜6月>

久しぶりの続編です。少し間が空いてしまいましたが、前回のおさらいは
<2003年1月〜3月>編を見て頂く事にして、今回は4月〜6月の流れについてご紹介。


  42日 大町市、八坂村、美麻村:大北地域任意合併協議会の事務局となる市町村合併推進室が一日、同市役所内に設置された。
  418日 美麻村:「村の合併問題を知事とともにかたる会」が開かれ、市町村合併問題について、村民らと田中知事が意見交換した。知事は「市町村長は、地方交付税が将来どうなるのか国が示していないのに、合併しないと大変だと言っている」と述べ、合併推進の動きに疑問を投げかけた。
  520日 任意合併協:同任意協への参加についてまだ態度表明していない白馬村と、「白馬村の参加が条件」としている小谷村に対し、参加要請。
  524日 池田町:自立表明の池田町長、合併住民説明会を始める。63日までに8会場で行う。
  529日 任意合併協:六月から七月にかけ、三市村の観光名所や文化、福祉施設などを歩いたりバスで見学したりするイベントを計画、「お互いの地域を知るきっかけにしてほしい」と参加者を募集している。参加費はいずれも大人千円、小中学生五百円。
  5月29日 任意合併協:同協議会の付属機関で、三市村の住民が合併した場合の新市のまちづくりについて話し合う「新市将来構想策定委員会」が二十八日発足し、大町市内で初会合。
  63日 白馬村:白馬村の各種団体代表など五十人でつくる「市町村合併を考える会」は二日、村の合併の方向性について、合併と自立を両論併記した意見書を福島信行村長に提出。
  67日 任意合併協:三市村が合併した場合でも、現在ある小中学校や保育園・保育所を存続する方針を決めた。
  612日 白馬村:福島信行村長は十一日の村議会一般質問で、市町村合併問題について「隣の小谷村との合併を念頭に置きながら、議会と協議したい」と答弁。福島村長が合併相手に小谷村を挙げたのは、小谷村内に「白馬」の名が付くスキー場があるなど観光面の結びつきが強く、村民や観光関係者の「白馬」ブランドへの愛着、厳しい財政状況などを考慮した結果とみられる。
  6月14日 小谷村:小谷村の各種団体代表や村職員、村議でつくる「市町村合併研究会」が十二日夜、村役場で開かれ、村は白馬村に対して、両村の職員同士で合併問題研究組織を設立するよう呼び掛ける方針を示した。
  6月24日 池田町:山崎袈裟盛町長は二十三日、六月町会一般質問で、合併問題について昨年九月に続き二回目の住民アンケートの実施を検討していることを表明。
  6月25日 任意合併協:新市将来構想策定委員会は二十四日、新市に関する住民アンケートを七月中旬に実施することを決めた。三市村全戸に回答用はがき付きの広報誌を配るほか、中学生も対象にする方針。


…フー。
現在の形に収まるまで、もう少しかかりそうですね。

(sweetfish)




1 件のコメント:

  1. 力作ありがとうございます。
    中学生にもアンケートって良いなと思いました。
    自分が中学生だったらふるさと意識が強まりそう。
    mihousagi_n

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