2012年12月19日水曜日

バターどらが美味しかった大町

日本に来て様々なところを旅行や合宿、旅公演で見回りましたが、長野県は始めての訪問でした。
16日遅い夜、稽古の合宿の先であった茨城県から東京に戻って、17日朝、私は長野県大町行きの電車に乗りました。
大雪の大町の姿を想像しならが電車での時間をすごしましたが、駅に着いたら想像とはことなったとてもいい天気の大町が待っていました。
到着と同時に昼を食べに美麻地区に行って、おそばを食べました。そば茶を個人的に好むのですが、この店のそば茶はとても美味しかったです。
その後市役所に行って、若手職員による研究中間報告会に参加しました。
報告会は全部8班の発表で構成されていました。
彼らの発言の中で、印象にのこるキーワードは、「大町市は印象つけるものがない」、「大町を知る機会がすくない」といった発言です。これらは私たちがよその目からみて思っていたことでもあったのですが、いざと何かモノにしていこうとしている彼らの方向性がどこか違うのではないかと思いました。
この日を夜は職員及び市民活動団体代表と交流会に参加しました。
交流会が行った店のお料理がいまいちだったので少し落ち込んでしまった私。
私は主に職員らと話をしましたが、彼らの多くが週末大町にいないことが分かりました。多くが松本に遊びにいくと言われました。大町ではやることがないと。。。。

二日目であった18日は、まず文化会館にて「雪形まつり市民創作舞台企画」打ち合わせに参加しました。
文化会館の役割や使命についてもう一度考えさせるそのような時間になりました。
何日か前に芝居の仲間からいわれた三重の文化会館を思い出しました。
夜10時になると職員は帰りますが、団体の便宜を図って稽古や作業が24時間出来るようになっていたと、、、、
なぜこういった話が思い出したのでしょうか。。。
市立大町図書館を見回って先ほどと違った暖かい気持ちになりました。
市民と活動団体代表との懇談会に参加した後、後継者がいなくいつかは店を閉めるしかないバターどらを買いによってみた村田屋。
フワッとした滑らかな感じのどらやきを食べながら、大町見学の最後の訪問先である西丸震哉記念館に行きました。
杉原さんをはじめ、彼のお父さん、みほさん、池田さんが暖かく迎えてくれました。
原始感覚美術祭に関する話を聞きながら、大町に来て、初めて胸があつくなる時でした。

「。。。芸術って全然知らなかったが、実際に関わりながら感じることって大きい。別の世界のことではなく、日常そのものが芸術である。それを知ってもらいたい。。。」と話した原始感覚美術祭の実行委員の一人みほさんの発言を最後に、大町レポートを終えます。

bangulより

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