この前のゼミで「祭」の話題が出たので、夏合宿で行った私の地元の祭を紹介してみようと思います。
石川県七尾市中心部で開かれる「青柏祭」、通称「でか山」といいます。大地主神社の祭で、毎年ゴールデンウィークに開催されます。
高さが12mもある日本最大級(らしい)の曳山3台が町中を練り歩く、何ともexcitingな祭です。3台は、鍛治町・府中町・魚町(ようまち)に各1台ずつあるかたちです。
まぁ、ちょっこし見てみんかいね、この勢いを。
でか山のそばで見ていると、町のマークがプリントされた軍手が配られるのですが、それをつけて、でか山についている縄を皆で引っ張ってます。
「辻回し」と呼ばれる方向転換が一種の見どころで、大きな車輪の下にこれまた大きな梃子を入れて、男性が何人も梃子に乗って車輪を浮かせて、一気に方向転換をするというものです。
同じ時期に、結婚する夫婦が一本杉通りを歩いて、最後に花嫁のれんをくぐる「花嫁道中」も行われます。ここ何年かは「花嫁のれん展」も行われていますね。
ゴールデンウィークはもう本当ににぎやか。ホテルも埋まるみたいなので、外からも人が来てくださっているのでしょう(さぁ皆さんも来年のGWは七尾へ!!)。
毎年とはいかないですが、地元民的には、帰省して見ておきたいなぁ、という祭です。
不思議なんですが、地元にいるときは祭なんて当然のことすぎて意識にあがらないくらいなのですが、地元を離れるとその良さとか、貴重さみたいなものを意識するようになりますね。
「地元の良さ」なるものは、一回出ないと分からないんですね(自分が地元で何ーんも考えないで生きてきたのもありますが…)。
出てから戻ってくるかというと難しい問題かもしれません。でも、自分の地元の良さを広域的な目で見るようになれるとしたら、とても貴重な体験ですね。
能登ッコ(竹)、来週は漁師の祭も紹介しようと思います。
(竹)
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