一昨日戻ってきたその足で肥えた自分を戒めるための姿見を購入したpugrinです。
帰省の機会に、大学院入試の面接で木下先生が絶対に行くべしとおっしゃっていた
動物園、「富山ファミリーパーク」へ行ってまいりました。
実に10数年ぶり。文化資源合宿等で行かれたことがある先輩もいらっしゃると思いますが、
ちょうど高校を出るころにリニューアルしたということで
子供に戻って遠足気分で出かけました。
9月3日は学校も始まった平日、しかも台風の影響で天気も不安定でしたので、
ほぼがらんどう。。。
しかし貸切状態のぜいたくを味わいました!
何が楽しかったかというと、まずはとにかく動物との距離が近いこと
どんくらい近いかっていうと
こーんくらい。
それと動物たちが気ままに過ごしていること。
※エサを食べるところを近くで見せるために作られている水槽への道の途中で寝ています。
しかし一番印象に残ったのは フ ク ロ ウ です。
呉羽山(ファミリーパークのある丘陵地域)に住む動物の展示館の中に
夜行性の動物コーナーがあるのですが
フクロウのガラスの前でわたしは凍りつきました。
暗闇の中こちらを見つめるフクロウの足元に
散らばる小鳥の死体
エサ
ぎゃああああ
と声を上げてしまいました。フクロウ肉食!怖い!
極めつけがその展示館の最後の部分にある
「ネズミのきもちになってみよう!」のコーナー
ネズミの巣の中をイメージして作った円柱型の空間に梯子があって
巣穴から外を目指してその梯子を上るのですが
上って穴から顔を出した先で見た光景がこちら
ばっちりネズミの気持ちになりました。
人間の気持ちに戻って最後にご紹介したいのが猿山です。
猿山、とは言うものの、右上の草地にはカモシカ、
その下の空間にはシカも住む、自然の山の斜面を見事に再現した広大なニュー猿山です。
一応フェンスでの仕切りはありますが展望台から見渡すと
まるで猿とシカがお隣に住むご近所さん同士、といった感じです。
立派な東屋や遊具が備え付けられ、柿の木まで植えられていて
ちょっとしたアスレチック広場のようでした。
もちろん人間は立ち入り禁止です。
ファミリーパークはどの動物も、オリに入れて展示する、というよりも
農家の脇で飼っている、とか山に居るまんま、というような作りで、
身近で人間と動物と共生していることを体感できる動物園でした。
何より飼育員さん手作りのキャプションが懇切丁寧で、
(しかも直近で書いてくれているらしいのが嬉しい!)
「ここにいるから見て!」と書いてあるのがありがたかったです。
動物園に行ってよく思う「どこにいるかわかんない」というストレスが無く、
めいっぱい楽しめました。
そのほか、授業の発表で扱ったものの行ったことのなかった「高志の国文学館」にも行けましたし、
水墨美術館では、夏の美術館でちょっとしたブームであろう
「幽霊画」の企画展も見ることができました。
近隣のお寺に所蔵されている、もしくは富山県ゆかりの画人による幽霊画が集められていて、
幽霊画の画題としての人気の高さとその技術の高さに感心するとともに
(おどろおどろしいのが多くて迫力がありました)
子供たちのワークショップで書かれたお化けの作品も並べられているのが
水墨美術館、やるなあと思いました。
東京に戻り、いよいよ残りの課題やフォーラムにも取り組んでいきます。
まずは原点の8000字!
冬学期もがんばるぞ、という決意を胸に。
↑の写真の右側がきっと気になると思いますので拡大して載せますね。
では。
(地元のろうそくアーティストによる作品です。特大ゾンビは5000円也)
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