セクハラ都議会のニュースやサッカーW杯の喧騒を聞きながら
外出しづらさややりどころのない怒りを抱えたりしています、pugrinです。
先日友人がFBで以下の記事をシェアしていたので紹介いたします。
エネルギー自給率が66%を突破、節電と発電を推進する長野県
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1404/23/news021.html
止まらない小水力発電の勢い、2020年にエネルギー自給率77%へ
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1307/16/news014.html
以前から水力発電の中心地である長野県では、今小水力発電にも積極的であり、
今後メガソーラーの開発にも注力していく姿勢があるようです。
黒四ダムとエネルギー博物館を擁する大町市にとってはまさに我が身のことと思います。
これからの電力の在り方と、それを実際に使用する暮らしを
もっと積極的に提示していけたら魅力的だなあ、と思うと同時に、
メガソーラーの用地を必要としている県にとっては、もしかして良きロケーションかもしれません。
県と事業者に工場跡地を提供する、という選択肢も無きにしも非ず・・・?とすると、
メガソーラーパネルの中にポツリポツリと家屋敷が立ち並ぶ大町を想像してしまいました。
平成22年度の市民調査に基づく提言では、市民の方々から
「早く工場や大企業を誘致してきてほしい、生活が厳しい」との声が多くありました。
100ページ近くにも及ぶそれを見たとき、
そんな大町で文化という概念を持ち出すにはあまりにハードルが高いのかもしれないと、
私にも暗い気持が伝播してきました。
しかし、経済的安定が望めるとはいえ、
工場や大企業、メガソーラーに埋めつくされた町に住み続けたいか?
ということは疑問です。
経済的安定とともに、そこに住み続けるための、
土地と人との結びつきを考え直すのがわたしたちの今やっていることだと思います。
例えば大町と言えばエネルギー!のように胸を張って言えたら、
21世紀最先端の暮らしが目に浮かぶ、そんな気がしました。
ちなみに今東京都現代美術館では
宇宙をテーマに「ミッション[宇宙×芸術] -コスモロジーを超えて」
という企画展が開催されています。(行く予定です!)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cosmology.html
もともと一つのものだったはずだと思いますが、
数世紀を超えて、今もまた科学技術とアートは赤の他人ではありません。
大町には原始感覚美術祭というフェスティバルもあります。
たくさんの文化資源が手をつないで新しく育っていけるよう、
わたしたちゼミ生も頑張っています。
次に大町へ訪問するのも楽しみにしています。今度は新しいM1も一緒に!
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