この芸術祭の総合ディレクターは、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナ-レ」や「瀬戸内国際芸術祭」のの総合ディレクターなどで知られている北川フラム氏で、彼はこの芸術祭について「アートに加え、「食」というものをベースに据えた芸術祭を作りたい。また、市原は過疎化が進んでいて、廃校になった学校もあるが、それらを活かした色んなプロジェクトも考えた。」とインタビューしています。(http://qonversations.net/irobe_kitagawa/6861/より)
事前に、上記のオフィシャルホームページを通じて見学日程を組もうとしたものの、「いつどこで誰が何をどうやるか」が全く分からない、もしくは乏しい情報だけだったので、日程を組むのに苦労しました。でも、この芸術祭には知人の作品も展示&参加していたため、気持ちを乗り換え、期待を持って東京から友人らと一緒に車で伺いました。
結局私が組んだ見学日程は、
市原湖畔美術館
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IAAES
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アートハウスあそうばらの谷
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いちはら人生劇場
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里山芸術劇場/白鳥公民館
最後のプラグラム以外は、観想パスポート(見学放題、乗り放題)の中に含まれているプログラムでしたが、車での移動でしたし、計画とおりに全部回っても300円~500円の差があったため、パスポートは買わずに、一回ずつ入場料をはらうことにしました。
しかしながら予想できなかった大きな問題に逢着しました。それは「駐車料」です。もちろん無料の所もあるようですが、殆どが一箇所500円から1000円とられることを、現地にて分かったのです。また、訪問先ごとに駐車料を払わなければならない。。。これからこの芸術祭へ行こうとしている皆さんにはバスや鉄道で動いたりする方をお勧めしますが、本数がすくないため、動きを計算しないと空の下バス停や無人駅で長時間待つ事になりますので、ご注意を!
今、菜の花が見ごろであったいちはらアート×ミックスの会場にて芸術祭を楽しんだ私は、
1.アート関係なのでオフィシャルホームページをデザイン重視することも大事だが、デザイン的に懲りすぎ内容が全く見ずらい。シンプルで分かりやすく、基本情報をきちんと伝えることも大事。
2.芸術祭運営方面などでの不親切さは、参加している作品などの質とは関係なく、芸術祭全体のイメージをきずつけてしまう可能性がある。
3.意外とこの芸術祭は金食い。
ということが気になりました。
(bangul)
制作ボランティア、受付ボランティア、エキストラのボランティア等、昨年秋口から様々な形で当イベントのお手伝いをしていますが、小生が感じていた事を理路整然と書き連ねていただいたので、嬉しくなりコメントさせていただきました。
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