子供の日に、上野にある東京都美術館に行ってきました。
『キュッパのはくぶつかん』という絵本の原作者、ノルウェー人のオーシルさんのトークを聞きに行きました。
イベントの情報はこちらからご覧ください:http://www.tobikan.jp/learn/lecture.html
ホールから見えるイベント案内と後ろにあるミュージアム・ショップ |
主人子キュッパ(ノルウェー語で丸太という意味)は丸太の男の子です。
キュッパは森でいろいろなものを集めて、その後、ミュージアムを立って、自分なりに展示や広報、図録記録、アート作り、また「アート」というのは何かを考え、一連の試みから、ミュージアムの活動も一目瞭然に。絵本に欠かせない、友情や家族愛、また社会教育(トイレは順番でならばなければならない)などのエレメントも取り入れられ、すごくかわいらしい絵本です。
会場風景 |
「とびらプロジェクト」サイトはこちらです:http://tobira-project.info
このプロジェクトのなかで、様々な鑑賞会や建築ツアーなどを行っています。一つは子供向けの「あいうえのmuseum start」というプロジェクトです。ページはこちらご覧ください:http://museum-start.jp。子供に上野にあるいくつのミュージアムに行って、自分で作品なども考えてもらって、スタンプなども集められる活動です。今年の夏から、また「ティーンズ学芸員」というプログラムが開催予定です。子供に早い段階でミュージアムに出会って、自分自身で展覧会を企画する機会をあたえて、「Museum Literacy」を養うのが狙いです。このプログラムにキャッパの話もけっこうあいますね。
またトークの話に戻りますが。原作者のオーシルさんはトークで自分がイラストレーターになったきっかけなどを話していました。自分がvisual personで、あんまり本を読まず、画家のお父さんと、同じく絵本のイラストレーターのお姉さんから影響受け、ものを視覚的に鑑賞、体験するのが好きだそうです。また、故郷のベルゲンという町(ノルウェー第二大都市)からも、キュッパの創作インスピレーションを多く受けたらしいです。その町では、家が可愛らしく坂に並んでいて、森もすごく近くにあって、キュッパがこんなところに生まれたのもなんとなく分かりますね。いつかノルウェーに行ってみたいです。
グッズの話ですが。
都美術館のショップいつもおしゃれだなと思います。今回、キュッパコーナーもできていて、絵はがきからタオルまで売られていて、これから、もっと日本のみなさまに出会わせ、愛されるかなと思います。今、ミュージアムにはショップが欠かせないことにもまた改めて気づきました。
帰るまえに、修論のため、1Fにある美術情報室によってみました。
木材の内装で、落ち着いた雰囲気で、芸術関係の本もたくさんあって、結構気に入ります。
それでは、また次回で。
どうぞ よろしくお願いいたします。
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