下の記事でM.Oさんが書いておられるように、第12回文化資源学フォーラム「地図×社会×未来 わたしたちの地図を探しにいこう」は、無事に閉会しました。こちらのゼミの中でも、急遽お手伝い頂いた先輩方や、当日足を運んでくださった先輩方がおられます。小林先生にも、直前の直前まで(!)厳しいご指摘と温かいご指導を頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。
さて、昨日は研究室にこもって、フォーラムでお世話になった方々へのお礼状書きに精を出しておりました。ふと気づくと、最近手で文字を書く機会がとても少なくなり、ましてお手紙となると、本当にめったに書かなくなったなぁと思います。少し前に、世代間ギャップを扱ったテレビ番組を見ておりましたら、60代以上のタレントさんたちが、「最近の若者は手紙を書かない」というので憤っておられました。ここまでは、よくある”最近の若者”像なのですが、それ以上に印象的だったのは、10代~20代のタレントさんたちが「でも、毎年年賀状だけは出す」と口々に言っていたことでした。確かに「あけおめメール」の普及と同時に、年賀はがきを書く枚数は減りましたが、年始に何らかのメディアを使ってお互いの無事を祝い合う、コミュニケーションのあり方それ自体は、脈々と受け継がれているように感じます。
検索したら、ちょっと面白いウェブサイトを見つけました。作家や画家や漫画家などの著名人の年賀状や、世界各国の年賀状が紹介されていて、目に楽しいサイトです。見ているうちに、来年は手書き年賀状に挑戦しようかな、などと気の早い決心をしてしまいました。
年賀状博物館
http://www.nengahaku.jp/
昨日のお礼状書きの際、必要があって時候のあいさつを調べましたが、今の季節は、「晩冬の候」「余寒の候」「春寒の候」「梅花の候」などが使えるそうです。毎日寒いですが、早く春が来ますように、という気持ちを込めて、「向春の候」を選びました。感謝の気持ちが伝わるといいなと思います。
(mio.o)
0 件のコメント:
コメントを投稿