大学ゼミとして地域の文化政策に関わることの難しさを痛感している今日この頃。
地域はその未来を本気で文化に託しているのに、十分なサポートを行えていないことを歯がゆく感じています。
そもそも、ゼミと地域がどのような距離感で関わり合えばよいのか、私自身分かりかねています。
ゼミ生の一人一人が5%の力を持ち寄って20人集まれば100%になるという計算にはならないと思います。
ゼミ生にもそれぞれの事情がありますし、5%をつなぎ合わせて1つの形にするのは簡単ではありません。
そこにはかなりの係数が働いてくることを考慮に入れなければなりません。
私は、大町冬期芸術大学が、大町市になにかを巻き起こしてくれると信じています。
それがどのように帰結するかは分かりませんが、大町市で面白いことが起こると信じています。
私は大町市が好きです。
大町市には、文化で大町を変えようと本気で動いてくださっている方々がいます。
でも、なぜ私はこうも動けないでいるのでしょうか。
結局私にとって、地域の文化行政は他人事なのでしょうか。
地域の未来をかけた本気の文化行政に関わること。
そんな責任の重い仕事に関与する意味を、今一度考え直したいと思います。
(risaia)
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