2014年2月28日金曜日

酒食饗宴、終宴。

約10か月をかけてM1が練り上げてきた、
第13回文化資源学フォーラム「酒食饗宴―うたげにつどう人と人―」が
2月22日、無事終了いたしました、pugrinです。

月初から関東を騒がせた大雪も姿をひそめて
素晴らしい好天に恵まれ、
弥生講堂アネックスは定員80名の満員御礼となりました。




ゲストの綿抜先生には加賀藩の饗応料理について、
伊藤シェフにはフレンチレストランでつくる宴について、
山本さんには米の酒が繋ぐ人と自然についてお話しいただきました。

シンポジウムでは私が進行役として入り、3名のゲストに
宴での食において、思いを込めること、分かち合うことについて語っていただきました。
特にこのシンポジウムは、事前に質問や流れは考えて共有しておくものの
ライブ感が重要となるため、お客さんを前にしての一発勝負は、か・な・り緊張しました。

それでも、何度も顔を合わせて打ち合わせを重ねてきたおかげで
ゲストの皆様それぞれの経験やそれまでの発言を踏まえて
言葉をつなげることができたのではないかと思っています。

これからの社会で宴が担えるのは「和」「輪」を生む力、
それを望むかは個々人によるが、
ただ食べるだけでなく、その力を自分自身に備える場になるのが「宴」
というまとめでフォーラムは終えさせていただきました。


フォーラム終了後の「酒食饗宴―実践編―」では
伊藤シェフのお店「ルヴェソンヴェール本郷」へ移動し
加賀料理フレンチアレンジと日本酒の実食。
それにマジックショーとジャズ演奏、
文化資源の先生方のトークを交えたM1渾身の宴でした。

60名強の方にご参加いただき、
初めて同士の方をお繋ぎしたり、
お世話になった方にご挨拶したりと大忙しでしたが、
食事をする時間と空間を共にした皆様の笑顔が、
本当に心に残っています。

この10か月、リーダーとして頑張ってきて良かった、と思いました。


ちなみに当日ゲストとのランチミーティングでお出ししたお弁当がこちら




おなじみ ゆしま扇の「ひびき」です。
食のエキスパートにこちらから食事を出すというのは
冷や汗ものでしたが、皆様美味しいと言ってくださり一安心。

個人的には「鮭の印籠焼き」がヒットでした。
こんなところでも学会お手伝いの経験が生きています。

0 件のコメント:

コメントを投稿