2013年12月16日月曜日

第7回日本文化政策学会ポスターセッションのこと

大変久しぶりの更新になってしまいました。tantakaです。

pugrinさんも書いてくださった通り、11月30日と12月1日に行なわれた日本文化政策学会で、小林ゼミは今年度もポスターセッションに参加しました。
2ヶ月弱をかけ、試行錯誤の連続ではありましたが、修士1年と博士課程の先輩方でポスターをまとめ、なんとか完成形までたどり着くことができました。
ポスターは以下の通りです。




1日目からポスターは掲示し、多くの方に見ていただきましたが、
2日目の11:30~13:00にはコアタイムがあり、コメントやご質問も数多くいただきました。

その中でも特に印象に残っているのが、「地域の活性化とはどういうことか。定量的な評価が必要ではないか。」というご質問です。
修士課程に所属する学生の方からでしたが、ご自身でも考えあぐねているとおっしゃっていました。
その後修士1年で話していて、定量的に地域の活性化を評価することの意味を考えたりしました。
もちろん正解があるものではないと思いますが、私たちの間で議論したことは、
定量的に評価できることではなく、定性的に評価することの方が意味をなすかもしれない、
ただそのとき私たちの中には定性的に評価する語彙がないから、その勉強が必要だね、という話で落ち着きました。
定量的には測ることができないことでこそ、「地域が活性化した」と言えるのだろうと考えています。

また、このポスターを今後地域にお見せするのか、今後はどうやって活動を続けていくのかというご質問もいただきました。
実際、大町市と高山村に最終的にご報告することを考えて、ポスターをまとめました。
また、今後の取り組みについてもこれからゼミで話し合うことになると思いますが、
何かしらの気づきにつながればと考えています。

コメントやご質問をくださった方々からは大方好意的に見ていただき、
また様々な方と私たちのポスターを介して話すことができ、勉強になったとともに、
私たちの経験や考察をちゃんと伝えることができたのではないかと思っています。


時間は経ってしまいましたが、ご指導くださった先生、先輩方、ありがとうございました。

(tantaka)

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