2015年2月25日水曜日

Yes, I'm dapping! 当日レポート

ゼミ生のAlです。

冬期芸術大学成果発表のお手伝いのために、大町にやってきました!本番当日はとてもいい天気でした。 春並みの暖かさだったそうです。これでお客さんもたくさん来てくださるのではないかなと、期待していました。

午後に平公民館に着いた時、正面玄関にある託児室は可愛らしく飾られていて、まるで子供の遊園地のようになってました。舞台になっている講堂を覗いてみると、舞台はすでに完成していました。天井から釣っているちょっと変わった形のオブジェ、塩で積んだ小さな山々は青いライトに照らされていて、会場は不思議な雰囲気が漂っています。こんな素敵な舞台で一体どんなパフォーマンスを見せるのか、興奮していました。

一方、その時こたつカフェの作業も着々進んでいました。今回出される料理はびっくりするくらいに豊富です。飲み物のほか、暖かい豚汁、五種類のディップ、オリジナルのパイ、チーズケーキなど、企画プロデュースコースのみなさんの心を込めた料理がいっぱいです。こんな料理を茶室に設置されたこたつで召し上がったことで、きっと体と心は一層温まったことでしょう。

開演時間に近づくとパフォーマーがリハーサルをし始め、スタッフも全力で臨もう!とい気持ちを抱えて、待機していました。開場の17時の前から、お客さんが続々と入場

し、こたつカフェは大盛況でした。お客さんが食事しているところで、パフォーマーが会場を回ったり、座布団を使ってパフォーミングをしたりして、開演前の会場の雰囲気を盛り上げてくださいました。

開演前、予想を上回る人数が来てくださって、スタッフは嬉しく思う反面、席が空いているかどうかを心配していました。(結局、立ち見をしていただくことにもなってしまいましたが)来場したお客さん皆さんにパフォーマンスを楽しんでいただけたらと思っていたからです。 

いよいよ本番が始まりました。私は開演間もなく、音楽と舞台とパフォーマーが一体となったこの独特な世界に夢中しになってしまいました。パフォーマーが身体を限界まで使っ
て、動くことは、なんて美しいんだろうと思ってしまいました。このパフォーマンスで、私は一番印象に残ったのは追いかけている男女のダンスと話し合っても会話がずれている二人の芝居でした。現実の社会では、人と人の付き合いはこのようにすれ違ったり、傷付けたりして生きていくものかもしれません。しかし、最後はみんながカラフルな特製の服を着て、まるでこんな黒白の世界に色付けているように見えました。「みんなが力を合わせれば、変えられる」、「個性を持っている人たちでも理解し合って生きていける」と訴えるように、感動を与えました。

こんな短時間でこんなに素敵なパフォーマンスができたとは、本当に感動しました。企画プロデュースコース、ファッションコース、空間美術コース、パフォーマンスの皆さんが協力し合って、ここまでやれたのだと思います。


ちなみに申しますと、なんと見込み以上の250人が来場していたという朗報がありました!

では、以下はRaeによる本番終了の報告です。

ゼミ生のRaeです。

とうとう、本番が終わりました!


本番が終わってからは、皆で片付け&大掃除。その後公民館内では打ち上げが行われ、企画
プロデュースコースの皆様が作ってくださった美味しいお料理が振舞われました。そこではお料理を堪能しつつも講師と参加者の皆さんからの感想をじっくりと伺う時間が設けられました。残念ながら時間の都合上、全員の感想を伺うことは難しかったものの、「おおまちでもこんなすごい人たちがいて、凄いことをやれるんだ」という意見や「皆の時間をもらって出来た舞台で、リハーサルや本番では感動して泣けてきた」「これからも芸術大学が続いて欲しいし、参加していきたい」という意見が私個人にとっては印象的でした。

一期生というのは常に手探りの状態ですし、そこでほとんど全員がアマチュアのメンバーで、ただでさえ「衝突」が起きがちな総合芸術をやる!というのはかなりの困難を伴ったことと思います。
そんな中で終演後、皆さんの達成感に満ち溢れた表情を見ているとこちらも幸せになりました。
二年目は何が起きるのでしょう? また違ったメンバー、違った企画で「衝突」が起きるのが楽しみです。

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