「地域文化政策における文化振興の担い手」に関する研究会を開催します。
日時:2月23日(月)、2月24日(火)両日ともに13:20〜18:00
場所:武蔵野プレイス・スペースC(JR中央線武蔵境駅南口駅前)東京都武蔵野市境南町2−3−18
主催:科研費基盤研究(B)「地域文化政策における「新しい公共」の担い手の環境整備に関する研究」(代表:東京大学・小林真理)
申し込み:(参加を締め切らせていただきました)
趣旨:日本において「文化政策」という言葉が国や地方自治体で使用されるようになったのは2000年代に入ってからのことです。全国の地方自治体において文化振興のための条例を制定しているのは160あまりにとどまっていますが、その内容は、生涯学習活動と変わらない市民文化活動の支援から、芸術振興を視野にいれたもの、さらには都市の魅力の発信や産業の育成を視野に入れた創造都市論の実践等、様々です。文化と一口にいっても目指すべき方向性により、文化政策の実践を具体的に担う組織の形態は様々でです。文化政策の担い手はどのような組織であることが望ましいのか、地方自治体との関係はどのように構築されるべきなのか。二日間にわたって、これらの課題について抽出したいと考えています。
2月23日(月):地域文化政策における「財団」の役割と将来の課題
第一部:地域文化政策とこれまでの「財団」、その問題点(自治体との関係、役割分担等):お一人15分程度の問題提起の後にディスカッション
司会:曽田修司
・ 高崎市文化スポーツ振興財団 神宮理さん
・ 須坂市文化振興事業団 小林宇壱さん
・ 浜松市文化振興財団 村瀬正己さん
・ 京都市音楽芸術文化振興財団 宮崎刀史紀さん
第二部:地域文化政策における望ましい組織形態:お一人15分程度の問題提起の後にディスカッション
司会:阪本崇、藤野一夫
・ 東京都歴史文化財団における文化発信プロジェクト 佐藤李青さん
・ アーツ前橋:地域における新たな美術館の役割を担う組織とは 住友文彦さん
・ 横浜市文化観光局文化課 鬼木和浩さん
2月24日(火):地域文化政策におけるNPOや芸術団体の役割と将来の課題
第一部:地域文化政策とNPO、その問題点(自治体との関係):お一人15分程度の問題提起の後にディスカッション
司会:友岡邦之
・ 小金井アートフルアクション!(小金井市芸術文化振興計画の実施主体):宮下美穂さん(事務局長)
・ 座・高円寺(公立劇場の運営・指定管理者):桑谷哲男さん(館長)
・ NPOたけとよ(公立文化施設の授業運営・委託):高橋洋子さん(事務局長)
・ 一般社団法人Torindo(赤煉瓦倉庫の事業運営):森真理子さん・豊平豪さん
・ まち映画制作事務所(映画制作を活用したコミュニティ再生事業):藤橋誠さん
第二部:NPOが地域文化政策の担い手になるためには(ディスカッション)
司会 伊藤裕夫
(小林 真理)
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