去る10月19日、文化審議会は新たに4地区を重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建と略す)に選定することを文部科学大臣に答申しました。これで重伝建は全国102地区となり、いよいよ100地区を超えることになりました。下図は、選定初年度(1976年度)からの地区数推移をグラフにしたもので、縦棒が各年度の選定地区数、折れ線が累計地区数を表しています。
今年度(2012年度)は計9地区が選定されるということで、なんと制度発足以来で最多選定数となる見通しです。胸が熱くなりませんか、なりますよね。
重要伝統的建造物群保存地区選定の推移(1976-2012) |
このように述べてくると、私が町並み保存を全面的に後押ししているようにみえるかもしれませんが、実はちょっと違います。最近、このブログで研究対象との距離感を話題にするのがトレンドになっているようですが、それは修士論文を提出した後にでも熱く語ろうと思います。
(peaceful_hill)
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