8月も最終日となってしまいました、
時間がたってしまいましたが8月22日~25日山形県鶴岡合宿からただいま!
pugrinです。
食文化創造都市ってなんだ
それはどんなところで何を食べているんだ
誰がそれを盛り上げているんだ
そこに住んでいる人はどう思って何をしているんだ
そんな疑問と、ネットで調べる限り「なんだか鶴岡ってすごそう」という思いを胸に
われわれ小林ゼミ生は鶴岡へ行ってまいりました。
きっと皆さんいろんな角度からブログに感想を書かれると思いますので
わたしからはまず
何もかもが美味しかった!!!!!!!肥えた!!!!!!!
ということを声を大にして言いたいと思います。
まずは雲間から朝日差す輝ける庄内平野。
前日から宿坊入りしていたメンバーは朝から山伏の宮下さんに畑を見せてもらいました。
こういうものが
夜こうなります!!+ごはん、汁物、スイカ
(↑野菜はほとんど隣の畑産)
そして翌朝はこう
右上の茶色いお椀は「力餅」です。
甘~いあんこたっぷりの、いわばお汁粉です。
朝から山伏はお餅です。もちろん白米も食べます。
精進料理、ガッツリ。
名物では百けん濠さんにて「麦きり」を食べました。
右上のうどん状のこれは、うどんではなく、「絹」が入っているのです。
鶴岡で絹工業が盛んだった名残。
絹を食べるなんてちょっと贅沢気分じゃないですか。
北国とはいえ暑かったので、名物アイスも食べました。
加茂水族館のクラゲアイス。コリコリしてナタデココみたいです。
観光物産館にしかないだだちゃ豆ジェラート。
山伏宮下さんによるとこれを食べたくて通うお客さんがいるそう。
見たまんま豆がふんだんに入っていて、豆豆しくて美味しいです。
オプション最終日にはこんなオッシャレ~♪なものも。
駅前の青森屋さんのフルーツタルト。自然な甘さで大行列でした。
そして
何より感動したのが
農家の宿 母屋で夜出していただいた
白米おむすび
です。
が、なぜ写真がないかというと、
夢中で食べたから。
「白」米っていうか半透明米で、口に入れた瞬間あまい。
なんというか、清浄なあまさ。
あ、お米って聖なる食べ物なんだ、と直感するようなおむすびでした。
「お客さん」に出す「商品」がある程度美味しいのは当たり前かもしれません。
しかし市の職員の方にインタビューしたときも
「食文化創造都市といわれても、これまで食べてきたものばかりだからぴんと来ない」
ということでしたし、
農家の宿でいただいたお料理はシンプルで
決して真似ができないような難しいものではありませんでした。
その無自覚さや、素朴な地元の食への愛着
何気ない一品料理に入っている在来野菜
そんなものが鶴岡を食文化創造都市足らしめる根拠として
飾り立てるでも急ごしらえするでもなく、
脈々と受け継がれているのだと感じました。
ちなみに母屋の夕食でほかに出していただいたのは
・庄内豚のぶたしゃぶwithモロヘイヤ・根菜グラタン・うりのあんかけ・刺身・茄子の洋風煮びたし
もちろん完全に食しました。
もしかして地元のスーパーに行ってみても面白かったかも、とも考えつつ
こんなに美味しいものが自然に並んでいるならば
鶴岡、また行きたい!とか帰りたい!と思うし、
この食べ物、それを育てる風土が大きく変わってほしくない!と思いました。
そんな食への思いが、人と人をつないでいるのかもしれない、
それが食文化創造都市の持ちうる力なのかもしれない、
というのがわたしの感想です。
ではでは