小林ゼミに所属して半年が経った今、やっとブログを書きます(遅くなってすみません)。
文化経営学M1のamです。
昨年度から学部の方の小林ゼミに参加していて、修士でも院のゼミに所属しています。
物心ついた時から絵を描くのが好きで、高校で美術部に入ってからは芸術作品を見る楽しさに気づき、大学入試の翌日に森美術館で開催されていた「医学と芸術」展(2009-2010)を観に行ってからミュージアムという場所が持つ”人の思考を変える力”のようなものの虜になっています。
その時の入試は落ちましたが、東京に行けばあんなすごいものがたくさん見られるんだ!という希望がもう1年頑張るモチベーションになっていた気がします。
これはこれで地方格差の問題が絡んできそうですが、ここでは一旦置いておくことにします。
卒論ではアール・ブリュットの日本での受容について書き、今は芸術的価値がないとされていたものに価値を見出し美術館で展示するという試みを巡る問題に関心があります。
が、最近ミュージアムのソーシャル・インクルージョン活動にも興味が出てきたので、軸足をどこに置こうか迷っているところです。
ブログを書こうと思い立った理由ですが、今日から新しくとあるミュージアムでアルバイトを始めることなり、一緒に仕事をしていた文化政策を専攻しているスタッフさんと盛り上がったのがうれしかったためです。
平たく言えばテンションが上がったので、ということです。
オススメの美術館やオリンピックの文化プログラムの話、アートプロジェクトと地域の話、現代アートの授業ってなかなか開講されなくて学びにくいですよねという話など、普段所属しているコミュニティの人たちとはまた違う視点を持った方と意見交換したり情報共有したりしました。
首都圏近郊のアール・ブリュット系の展覧会情報は網羅しているつもりだったのですが、思わぬところで開催されていたのを教えていただいてちょっと悔しい気持ちになったり…
思えばインターゼミでも大町でもアール・ブリュットに関わっている方々に出会って、アール・ブリュットのことを面白くてもっと深められるべきものだと考えているのが自分だけではないということが分かって安心し、それ以上に勇気が出たのを思い出しました。
来月にはアール・ブリュットの作品を収集する方針を決定した滋賀県立近代美術館を偵察(?)してくる予定なので、そのあとにまた何か書きたいです。
(個人的には滋賀県の文化政策の動向は要チェックだと思っています。)
(am)
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